「ニューボーンフォトって、別にいらなくない?」家族にそう言われて、二の句が継げなかった経験はありませんか。妊娠中から撮りたいと思っていたのに、いざ言い出すと温度差を感じてしまう。悪気があるわけではないとわかっていても、その一言でなんとなく諦めムードになってしまう——そんな状況は、決して珍しくありません。
「そこまでしなくても」「普通の写真で十分じゃない?」家族の言葉には、家族なりの考えがあります。それ自体は、間違ってはいません。ただ、それとは別に「自分は撮りたい」という気持ちが、心のどこかに残っている方もいるのではないでしょうか。
撮る・撮らないに、正解はひとつではありません。でも、もし「自分は撮りたい」という気持ちがあるなら、その気持ちを諦めなくていい方法があります。
「いらない」と思う人がいるのは、自然なことです
何を大切にするかは、人それぞれです。ニューボーンフォトを撮らずに、その分の時間を赤ちゃんとゆっくり過ごすことも、自分の目で見て記憶に残すことも、どちらも立派な選択です。「撮らない」が間違っているわけでは、決してありません。
ただ、一つだけお伝えしたいことがあります。人は、思っている以上に忘れてしまう生き物だということです。今はまだ鮮明に覚えている新生児期の記憶も、時間が経つほど輪郭がぼやけていきます。一方で、写真は撮った瞬間のまま、ずっと残り続けます。
これは、わたし自身の経験でもあります。一人目のとき、本当は撮りたい気持ちがありました。でも、周りの理解が得られなかったことも理由のひとつで、なんとなく言い出せないまま新生児期が終わってしまいました。その後悔が、実はこのショップを始めるきっかけの一つになっています。撮らなかった後悔については、こちらの記事にも詳しく書いています。
必要なのは「シートを敷くスペース」だけです
「自分で撮る」と聞くと、広いスペースや専用の部屋が必要だと思われるかもしれません。でも実際に必要なのは、床にシートを一枚敷けるくらいのスペースだけです。ワンルームでも、リビングの隅でも構いません。場所のハードルは、思っているよりずっと低いのです。
買い揃えると、撮ったあとに困ります
撮影用のかごや衣装は、非日常な特別感があるからこそかわいく写ります。裏を返せば、撮影が終わったあとの日常使いは難しいということでもあります。
買って用意すると、撮影後もそのまま家に残ります。かごも衣装も赤ちゃん用の小さなサイズなので、収納スペースにも意外と困ります。「そのうち売ろう」と思っても、赤ちゃんのお世話をしながらの出品作業は、想像以上に大変です。写真を撮って、説明文を書いて、梱包して発送する——新生児期にその余力を持てる方は、そう多くありません。
レンタルなら、一から揃える手間も、あとで処分に困ることもありません。使い終わったら、返すだけです。
2泊3日あるので、うまくいかない日があっても大丈夫
「撮ろうとしても、ずっと泣いていたらどうしよう」——これは、よく聞く不安のひとつです。でも大丈夫です。レンタル期間は2泊3日ありますので、うまくいかない日があっても、日を変えて何度でもチャレンジできます(もちろん、ママの無理のない範囲で)。
本当は日中の自然光がいちばんきれいに撮れます。でも、赤ちゃんの機嫌がいつも日中とは限りません。夕方でも、夜でも、赤ちゃんの機嫌がいいタイミングに合わせて撮っていただいて構いません。
自分の家だからこそ、直前の予定変更が効くのも大きな利点です。スタジオの予約や出張カメラマンだと、決めた日時に赤ちゃんの機嫌を合わせなければなりません。でも自宅なら、「今日はやめて明日にしよう」も自由にできます。
手伝ってくれる人がいれば理想。でも一人でも撮れます
ここは、いいことばかりでなく、大変な面も含めてお伝えしておきたいと思います。わたし自身、我が子のときは一人で撮りました。一人でも撮れます。ただ、一人だと大変な場面もあります。セットが少し崩れたとき、赤ちゃんを抱っこしながら直すのは、地味に手間がかかります。カメラも同時に持っている状態なので、両手がふさがってしまうこともあります。
以前、知人の撮影に同行させてもらったことがあります。そのときは、手伝ってくれる人が一人いるだけで、全然違うと実感しました。わたしは撮影に集中して、手伝ってくれる人に「衣装をこうして」「布をもう少し右に」と伝えるだけで、スムーズに連携できたんです。
ですから、二人以上いるのが理想なのは事実です。でも、それがないと撮れないわけではありません。周りに反対されているなら、自分でやればいいんです。あとで後悔するくらいなら。
里帰り中でも、誰かに送ってもらう必要はありません
里帰り中で、車を出してもらえる人がいない。そんな状況でも、スタジオに連れて行ってもらう必要はありません。自宅で撮れるので、外出そのものが不要です。
返却も、ヤマトのWEB集荷を使えば、家まで取りに来てくれます。わざわざ配送センターに持ち込む必要もありません。つまり、準備から返却まで、誰の手も借りずに完結できます。
必要なのは、シートを敷くスペースだけ。
周りの温度差に関係なく、自分のペースで撮ることができます。


